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令和 4年 3月文教福祉委員会−03月18日-01号

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  1. 長岡市議会 2022-03-18
    令和 4年 3月文教福祉委員会−03月18日-01号


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    令和 4年 3月文教福祉委員会−03月18日-01号令和 4年 3月文教福祉委員会 令和4年3月18日(金)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   田 中 茂 樹 君   神 林 克 彦 君   池 田 明 弘 君   加 藤 尚 登 君   長谷川 一 作 君   諸 橋 虎 雄 君   桑 原   望 君   関   正 史 君    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   高見副市長       大滝副市長   野口政策監       渡邉地域政策監     兼危機管理監   近藤福祉保健部長    大矢新型コロナ                 ウイルスワクチン                 接種事業担当部長   吉田福祉総務課長    山田福祉課長   渡辺生活支援課長    大井介護保険課長   五十嵐長寿はつらつ   東樹国保年金課長
         課長   西山健康課長      植村新型コロナ               ウイルスワクチン               接種事業室長   金澤教育長       安達教育部長   水島子ども未来部長   水島教育総務課長   吉田教育施設課長    青木学務課長   中山学校教育課長    涌井学校教育課               管理指導主事   小畑学校教育課     神林学校教育課     管理指導主     管理指導主事   佐藤中央図書館長    小熊科学博物館長   田中子ども子育て課長 恩田保育課長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   小池事務局長   山田課長   宮島課長補佐   木村議事係長    ────────※──────── ○田中茂樹 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○田中茂樹 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。  今定例会においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、委員外議員の傍聴は自粛し、控室でインターネット中継を視聴していただいております。  また、換気のため、おおむね1時間ごとに休憩を取りますので、御了承をお願いいたします。    ────────※──────── 1 議案第8号 令和4年度長岡市一般会計予算(続) ○田中茂樹 委員長  議案第8号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出10款〕 ○田中茂樹 委員長  質疑はありませんか。 ◆池田明弘 委員  初めに、説明書の371ページ、子どもふれあいサポート事業費の不登校児童生徒訪問相談員報酬等は、今年度とほぼ同様の状況かと思いますけれども、現在の実施状況と課題についてお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  現在、2名の相談員が個々の児童・生徒の回復状況を見ながら、在籍学校を訪問して連携を図りながら、学校と家庭をつないだ支援を行っております。家に閉じ籠もりがちな児童・生徒の家庭を訪問し、学校復帰を含めた自立への援助を行っています。  現在、年間を通じて訪問支援を行っているケースは5件ほどでございます。全体の不登校数の増加傾向とともに、個々の要因の複雑化もあるため、専門機関とも連携したよりきめ細やかな対応を行っていきたいと考えております。 ◆池田明弘 委員  不登校児童・生徒数がかなり増えている中にあって、訪問対応の相談員が増員されていない。この辺については、どのようにお考えでしょうか。 ◎中山 学校教育課長  市内に4か所ある適応指導教室から訪問しているケースもありますし、またそこには通級のお子さんも通っております。これまで続けております子どもふれあいサポート事業支援体制も再検討しながら、よりきめ細やかな対応にしていけるように、この訪問相談事業も含めて対応を深めていきたいと考えております。 ◆池田明弘 委員  続きまして、375ページの学校教育環境調査検討事業費は、新規かと思いますけれども、内容について御説明をお願いいたします。 ◎青木 学務課長  こちらの事業内容といたしましては、少子化の進展により、今後も市立学校の児童・生徒数の減少が見込まれる中で、今後複式学級の編制が継続的に見込まれる学校とか、近い将来見込まれる学校で近隣校との往来が容易な平場の学校や、隣の学校との距離が離れている中山間地の小規模校、それからまちなかの児童・生徒数が少なくなった小規模校などに関しまして、先を見据えて先進地の事例などを情報収集しながら、今後の望ましい教育環境について調査検討するものとなっております。 ◆池田明弘 委員  要は、適正規模適正配置について検討を進めるということでよろしかったでしょうか。 ◎青木 学務課長  そのとおりでございます。 ◆池田明弘 委員  同じく375ページ、特別支援教育推進事業費のうち介助員報酬等について、今回大幅に増員を図っていただいたところでございますけれども、増員となる背景について少し確認させていただきたいと思います。  まず、対象となる児童・生徒の数や、そうした子どもたちの状況の推移などを教えてください。 ◎中山 学校教育課長  基本的には、6人以上の知的障害、4人以上の自閉症、情緒障害、2人以上の肢体不自由の児童・生徒が在籍する特別支援学級に配置する形でこれまでも行ってまいりました。対象の児童・生徒数や特別支援学級在籍児童数の推移でございますが、令和2年度と令和3年度の比較ですと、小学校におきましては令和2年度608人の児童数が令和3年度は671人となり、63人の増員となっております。また、中学校の特別支援学級におきましては、259名から290人ということで31人の増員となっております。小・中学校の全体の児童・生徒に占める割合としましては、令和2年度は4.3%でありましたが、令和3年度は4.9%という状況になっております。近年は、やはり少子化に伴って児童・生徒数の全体は減少傾向ですが、個別に配慮を要するお子さんの数は増加傾向にあると認識しております。 ◆池田明弘 委員  介助員の数を増やすということは、当然そういう子どもたちも増えていると。そうした中において、そうした子どもたちに対応するための教室の数とかも増やさなければいけないんではないかと思いますけれども、その辺の状況はどのようになっていますか。 ◎中山 学校教育課長  特別支援学級の数につきましても、先ほど申し上げた基準によって増加しておりますけれども、今国のほうでは令和8年度を目途にいわゆる通級指導教室の拡充を進めております。長岡市も、その通級指導教室の拡充も併せながら特別支援の対応をしていきたいと考えているところでございます。 ◆池田明弘 委員  この関係でもう1点だけ質問させてください。  今までも介助員については御配慮していただきながら予算としては増員を進めてきていただいたんですけれども、なかなかなり手もつかないような状況もあるかと思います。ですので、その辺のことと、あと昨日の委員会の議論でもありましたけれども、放課後等デイサービスを御利用される方も増えているようですので、その事業者との連携等についてはどのようにお考えなのか、最後にお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  やはり現状では、マンツーマンでの個別支援が必要なケースなども増加してきていると認識しております。今ほど委員が言われたように、学校内での介助員についても、私どももこの活動の内容を広くPRしたり、あるいはこの活動の状況についても、より分かりやすいPRをすることによって介助員の確保を図っていきたいと考えております。  また、学校外の放課後デイサービス事業におきましても、いわゆる配慮を要するお子さんの個別の支援計画学校内外を通して連携を図りながら進めていくものと考えておりますので、この支援業務がより多様かつ複雑化してきているという現状を踏まえまして、そのニーズにより丁寧に対応していくための体制を充実していきたいと考えているところでございます。 ◆池田明弘 委員  続きまして、377ページの子ども青少年相談センター運営事業費。体制も強化されているように見受けられますけれども、現状の課題と今後の方向性についてお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  子ども青少年相談センターにつきましては、令和2年度から対象年齢を20歳まで拡大する中で対応してきております。近年の相談の状況を見ますと、やはり不登校等に関する相談が一番多い状況となっておりますが、義務教育が修了した後の高校進学後の相談にも対応できるという形で、学校現場の支援に資する機関となっていると考えております。  今後は、やはりより複雑化している相談内容が多くなってきておりますので、いわゆる臨床心理士による専門的な相談も充実させながら、よりニーズに合った相談支援体制を進めていけるように体制を整備していきたいと考えております。 ◆池田明弘 委員  続きまして、同じページのコミュニティスクール事業費についてお伺いします。  コミュニティスクールにつきましては、来年度から本格スタートというふうに認識しておりますが、その準備に向けて今年度も取り組んでいただいたかと思います。その状況と、あと地域の方からのお声を聞いていますと、コミュニティスクールへの理解等がなかなか進まない中でこのコミュニティスクールに参加する方が多いように感じます。そうした中で、地域の理解もしっかりと進めるべきかと思いますけれども、その辺を含めた来年度の取組についてお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  今年度は、各地域のパイロット校において、学校運営協議会委員構成ですとか、あるいはその実効性を高めるためのCSディレクター人材配置などについて、それぞれの地域の実情に合わせた多様性のある取組となるように検証を行いました。委員が今言われたように、地域と学校が相互にコンセンサスを持って、またこれまでも地域と学校がしっかりと協働して取り組んできたことも生かしながら、この検証結果を踏まえて来年度も引き続きより効果的な全市展開につながるよう、地域と学校との協働による体制づくりについて進めてまいりたいと考えております。 ◆池田明弘 委員  最後に、もう1点お願いします。  同じページの長岡スクールサポートスタッフ配置事業費の内容についてお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  学校現場事務処理や印刷、仕分作業などの業務を教員に代わって行うスクールサポートスタッフを配置するものでございます。スクールサポートスタッフを配置することで、教員の負担軽減を図るとともに、本来教員が児童・生徒と向き合う時間を確保して、教育活動の充実につなげたいと考えております。  来年度からは国・県の事業から市の補助事業となることもありまして、現在の8名の配置から10名に増員して、さらに現場の支援につなげていきたいと考えております。 ◆長谷川一作 委員  池田明弘委員がいろいろ質問されましので、なくなってはきたんですけれども、説明書の385ページ、小学校費自動水栓設備整備事業費、また393ページの自動水栓設備整備事業費は中学校の分だと思います。これは、新型コロナ対策として進められているが、進捗状況と令和4年度の予定などをお聞かせ願いたいと思います。 ◎吉田 教育施設課長  この事業については、廊下やトイレの手洗い場自動水栓化でございます。トイレについてはこれまで大規模改造工事の中で、それから単独のトイレ洋式化改修工事の中で自動水栓を整備してまいりました。また、令和2年度に感染症対策として小学校及び総合支援学校自動温水器を整備した際にも自動水栓を整備しておりました。令和4年度につきましては、令和2年度以前に自動温水器を整備してまだ自動水栓が未設置の学校、それと手洗い場やトイレにおいて設置がまだ十分でない全小・中学校支援学校を対象にして自動水栓化の整備をして、来年度中に完了したいと考えております。 ◆長谷川一作 委員  もう1点、415ページの科学博物館特別展示事業費、「大河津分水通水100周年記念事業リレー展示(仮称)」等開催経費がありますが、令和4年度の予定や期待する効果についてお伺いしたいと思います。 ◎小熊 科学博物館長  この事業費につきましては、科学博物館で行う2つの特別展示に係るものでございまして、そのうちの主なものが大河津分水リレー展示でございます。これは大河津分水が大正11年、1922年に通水して100周年を迎えることから、国土交通省信濃川河川事務所と県、それから流域の自治体が連携して記念事業を開催することになっています。  その1つとして、県及び流域の自治体の新潟市、長岡市、燕市の博物館や資料館が、分水にまつわるリレー展示を行う予定です。長岡市では、科学博物館が分水によって大きく変化した寺泊海岸地域の自然や生き物の様子を学芸員の調査研究の成果に基づいて紹介するものです。ほかの博物館では歴史や治水の展示が多いのですが、自然の分野を扱うのは科学博物館のみということです。  この通水100周年の記念展示につきましては、信濃川や大河津分水に育まれてきた自然を長岡の視点で紹介することで市民から広く理解され、さらに環境の保全につながることを願うものであります。また、国や県、流域自治体と連携することによる相乗効果も期待できると考えております。 ◆加藤尚登 委員  それでは、何点かお願いします。  説明書377ページのEdu─Diver構想推進事業費は、長岡のこれからの教育ということで力が入っておりますが、今年度のICT活用教育推進事業費という項目がなくなっているんですけれども、それもこの中に入っているのでしょうか。それも含めて内容についてお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  今年度予算では、ICT活用教育推進事業費として計上しておりましたが、これをEdu─Diver構想推進事業費ということで、今年度に補正予算を計上させていただいてからこのような事業名とさせていただいております。  現状の取組でございますけれども、1人に1台整備されましたタブレット端末等のICTを有効活用しながら、児童・生徒が主体的に学ぶ環境をつくる授業イノベーションを推進していきます。あわせまして、自分の興味や関心に合わせて高度で多様な学びを実現する双方向型の教育情報プラットフォームとしてのウェブサイトの構築を目指して現在準備を進めているところでございます。来年度秋頃からの試験的運用開始を目指しまして、このエデュダイバー構想による個別最適な学びにつながる体制を整備したいと考えております。 ◆加藤尚登 委員  新しい授業の形がここでできてくるのかなと思っております。期待をさせていただきます。  同じく377ページ、医療的ケア実施体制充実事業費ということで、看護師と看護介助員が配置されております。看護師の配置基準看護介助員の基準というか、どういった仕事内容なのかお伺いします。 ◎中山 学校教育課長  今年度に医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が施行されたことによりまして、これまで小学校では保護者の付添いによって、いわゆる導尿などの医療的ケアが必要な場合については、そういう形で学校生活を送ってまいりました。  この法律に基づきまして、小学校におきましては来年度から導尿等の医療的ケアを行う時間帯は、いわゆる看護師資格を持った介助員がその時間に当たりまして、それ以外については介助員業務を行うという形で対応していきたいと思っております。  また、特別支援学校2校におきましても、やはり人工呼吸器などの取扱いが必要な医療的ケア児の児童・生徒が見込まれるために、そこにおきましては現在いる看護師の体制を拡充する中で、安心して学校生活を送ることができる環境を整えていきたいと考えているものでございます。 ◆加藤尚登 委員  看護師は、地域の小学校に設置されている特別支援学級に配置されるということでよろしいですか。 ◎中山 学校教育課長  看護師については、長岡市立総合支援学校、それから高等総合支援学校医療的ケア児の対応に当たると考えております。 ◆加藤尚登 委員  分かりました。  383ページ、学習指導推進費学習用資料印刷費です。これは小学校費ですけれども、大幅減となって、ICTの結果かなと思っています。それと、中学校費にはこの項目が今年度からないんですけれども、大幅減の理由と、中学校費にこの項目がない理由は何でしょうか。 ◎中山 学校教育課長  この経費につきましては、小学3、4年生の社会科の副読本として活用している「わたしたちのまち長岡」の改訂版を3年に1度作成、印刷しているものでございます。令和3年度に既に改訂版の作成が終了したために、令和4年度の予算は減額しているものでございます。中学校費についてはこのような副読本を予定していないので、計上はありません。  また、委員が言われたように、ICTにおける対応についてもやはり適宜活用しながら、こういった副教材の活用についても検討していきたいと考えております。 ◆加藤尚登 委員  同じページの学習情報化推進事業費の中に、ネットワーク接続経費パソコンの賃借料があります。ということは、校内無線LAN設備整備工事費はハードでありますので、来年度も同等というわけでもないんでしょうけど、学習情報ネットワーク接続経費等パソコン等賃借料については、毎年かかる固定費という解釈でよろしいのでしょうか。 ◎水島 教育総務課長  学習情報ネットワーク接続経費等パソコン等賃借料につきましては、毎年度固定でかかる経費と考えていただいて結構でございます。 ◆加藤尚登 委員  分かりました。  最後に、同じ事業費校内無線LAN設備整備工事費の内容をお尋ねします。 ◎水島 教育総務課長  校内無線LAN設備整備工事費の内容でございますけれども、増設される普通教室におけるインターネット環境の整備と、特別教室のうち利用頻度が高いと考えられている理科室のインターネット環境の整備に係る経費でございます。 ◆加藤尚登 委員  無線LAN設備の整備に係る令和4年度の状況を伺いました。これについては、大体これでめどがつくのでしょうか。 ◎水島 教育総務課長  普通教室の高速大容量のインターネット環境につきましては令和3年度に整備が済んでおるのですけれども、特別教室については整備が進んでおりません。今はモバイルルータ等を活用して利用しているところでございますが、令和4年度にまずは理科室から整備を進めていきたいと考えております。 ◆桑原望 委員  私から幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、説明書の375ページ、部活動地域移行検討事業費部活動地域移行検討委員会等関係経費は、どういった方がこの検討委員会メンバーになられるのかお聞かせください。 ◎中山 学校教育課長  この部活動地域移行検討委員会メンバーとしましては、学校長や中学校体育連盟等学校関係者、それからスポーツ振興部局スポーツ振興課スポーツ協会等に加盟する競技団体の代表者、あと市PTA連合会の会長等、学校や地域と連携し、地域移行に向けた検討を行うためのメンバーを検討しているものでございます。 ◆桑原望 委員  おおよそどのくらいのペースで開催される予定なのかお聞かせください。 ◎中山 学校教育課長  今年度にこの委員会を立ち上げまして、2回ほど行いました。現在、国のほうでもこの部活動改革の在り方のワーキングが開かれておりまして、来年度にまた方向性が見えてくると思います。この検討委員会につきましても、その動向を見ながらおおむね5回程度の委員会を開催していきたいと考えております。 ◆桑原望 委員  次に、399ページの成人式開催費です。  成人式について、2点確認をお願いします。ちょっとややこしいですが、令和3年度の成人式新型コロナウイルスの影響で、令和4年5月3日に開催予定になっていると思うんですけれども、令和4年度予算における成人式の開催の費用には、この延期された令和3年度分も含まれているのか。あと、成人式地域ごとに行われると思うんですけれども、それも全部含まれているのかお聞かせください。 ◎田中 子ども子育て課長  今おっしゃられた令和4年5月3日の分につきましては長岡地域のものでして、本来であれば3月20日に開催予定だったんですけれども、新型コロナまん延防止等重点措置ということで5月3日に延期させていただいたと。その5月3日につきましては、二十歳のつどいということで令和4年度の対象者の式典を予定していたのですが、それは令和4年12月11日に延期となっています。  予算の関係については、この長岡地域の延期分につきましては急遽2月に決定したもので、令和4年度予算として今回663万円ほど盛っているこの内容につきましては、和島地域与板地域の2地域も令和4年度開催に延期しておりますので、その地域の令和3年度の分と、令和4年度の11地域分の二十歳のつどいの分が入っております。  なお、長岡地域の延期分につきましては、その予算の内容を見ながら必要に応じて来年度に手当てをさせていただければと思っております。 ◆桑原望 委員  分かりました。  今、合併後もずっと地域ごと成人式をやられていますが、いつまで地域ごとでの成人式の開催を続けていくのか。私は、どこかのタイミングで全長岡市という形でやる必要もあるんじゃないかなと思っております。それには2つの基準があって、やっぱり二十歳なので、子どもというか、その当事者の人たちがどういうふうに考えているのかが1つと、あと時期としては合併から20年後、つまりその二十歳のつどいの対象となる人たちがもう既に合併後に生まれたというときが、全長岡市での成人式に移行するタイミングじゃないかなというふうに考えております。その辺について、お考えをお聞かせください。 ◎田中 子ども子育て課長  今ほど委員からもお話があったとおり、長岡市としても統一した式典の開催に向けて、来年度から支所等とタッグを組んだ中で、対象となるお子様あるいは地域の方の意見を伺いながら、今現在の予定ですけれども、合併後に二十歳を迎える令和6年度あるいは令和7年度あたりを目途に統一に向けた検討について、来年度からしっかりと着手してまいりたいと考えております。 ◆桑原望 委員  もう1つ、成人式についてお聞きしたいんですけれども、人口減少社会において、人口の社会減、要は長岡で高校まで過ごした子どもたちが首都圏などの専門学校や大学などに進学して帰ってこないという社会減は大きな課題だと私は思っております。ただ、長岡を離れて東京とか首都圏とかに住んでいる長岡出身者に対してアプローチを取る方法がないというのが難しいところで、その中で成人式というのは、長岡にUターンして帰ってきてほしいとか、必要な情報を届けるためには非常に重要な機会だと思っております。そういった視点から、成人式をどのように捉えているのかお聞かせください。
    ◎田中 子ども子育て課長  成人式につきましては、来年度からは二十歳のつどいとして開催しますけれども、長岡で生まれて、そこで学んで育ってきた長岡出身の若人が、こちらに戻ってきて集うという大切な機会であります。長岡市としても、そういった方たちに情報発信する、あるいは移住・定住に向けた取組につながるような大切な機会だと認識しておりますので、商工部あるいは地方創生推進部関係部局と情報交換しながら、有効な機会として活用できるよう併せて検討していきたいと考えています。 ◆関正史 委員  2点ほど聞かせてください。  説明書の375ページ、部活動地域移行検討事業費の部活動指導員報酬等が5名ほど多くなっていると思います。今後の展開としては、先ほど説明があった部活動地域移行検討委員会の進み方や、結果に応じた展開の仕方になるのでしょうか。 ◎中山 学校教育課長  先ほど答弁させていただいたとおり、現在学校の働き方改革を踏まえた部活動改革の検討を進めております。長岡市におきましては、熱中!感動!夢づくり教育推進事業の中で、中学生スポーツ活動推進モデル事業というものを独自に展開しておりまして、これを通じて地域移行に向けた検討を進めてきているところでございます。その中で、今後は地域における指導者の質及び量の確保策について、やはりこの部活動の地域移行の課題となってくると認識しております。  そのために、現在教員に代わって大会の引率や指導が可能であるこの部活動指導員についても配置換えや拡充を図っていく中で、この地域移行に合わせて進めていきたいと考えております。 ◆関正史 委員  もう1点、415ページの新型コロナウイルス感染症関係資料収集保存事業費について、ちょっと説明があったわけですけれども、いま少し内容と期待される効果について、聞かせていただければありがたいと思います。 ◎佐藤 中央図書館長  新型コロナウイルス感染症関係資料収集保存事業は新規の事業でございまして、歴史的な出来事であります新型コロナウイルス感染症流行への市の対応等について記録を収集し、保存する事業であります。中越大震災や東日本大震災のときにも、避難所の掲示物等を収集しまして災害対応の記録の保存、活用をしておりますが、今回の新型コロナウイルスの関係につきましても市が行った様々な対応についての記録を積極的に収集し、歴史的資料として将来へ残していきたいと考えております。  効果ですが、令和5年度以降になりますけれども、記録をまとめた冊子等の刊行を予定しておりまして、もし何十年後かに同じようなパンデミックが起きた際には対応の手助けになるものと考えております。また、市民の皆様にも広く御紹介をしまして、現在起きている出来事をどういうふうに将来へ残していくかということを考えていただく機会にもなろうかと考えております。 ◆神林克彦 委員  私から2点ほど質問させていただきます。  説明書の375ページ、教育諸費の保幼小中連携推進事業費は、令和3年度は12万円程度で、来年度は35万円の予算となっています。これはどのような事業か、事業内容や今までの実績、また令和4年度の実施予定や今後の想定があればお聞かせください。 ◎中山 学校教育課長  この事業につきましては、本市の教育振興基本計画の施策の柱の1つとして、保幼小中連携による一貫した育ちの支援というものを掲げておりまして、今年度は中学校区単位で各園、それから各学校の連携担当者が集まって、育てたい子どもの姿についての共通理解を図るための連絡協議会を行ったものでございます。  来年度からは、この連携につきましてより持続可能な体制に発展させていくために、連携アドバイザーを各中学校区に派遣するなどして研修を行い、こういった連携の取組をさらに進めてまいりたいと考えております。 ◆神林克彦 委員  内容については承知しました。  今回の当委員会でも議論に上がっていましたけれども、おのおのいろんな特性を持った子どもたちがいて、その対応というのがより重要になったということで幾つかの項目で議論がありました。こういった切れ目のない教育といったものはこれから非常に重要になっていくと思いますし、また子どもたちが減ってきて、いろいろな施設の合併であるとか、またはそういう教育施設の移転という中で、こういったふだんからの連携が恐らく役に立ってくるんじゃないかなと感じておりますので、ぜひ今後もどんどん発展して、実行していっていただければと思います。  私のほうから最後に、381ページの教育振興費、就学援助・奨励費補助事業費の中の要保護・準要保護児童就学援助費についてお聞きします。今年度を含めて新型ウイルス禍がずっと続いているわけですけれども、まずそちらの影響はどうであったのか。  また、令和4年度予算では小・中学校分とも令和3年度より金額は微減のようですけれども、今後の新型ウイルス禍の影響をどう見ているのか。私としては、ワクチン接種等が進んでも経済的な影響が長期に及んでいるので、もう少し手厚くしてもよいのかなと感じる部分もありますが、まず市の見解をお伺いします。 ◎青木 学務課長  まず、就学援助におけるコロナ禍の影響についてですけれども、まずコロナ禍が始まってからのおおむね令和2年度以降の状況をお知らせさせていただきたいと思います。就学援助につきましては、通常は前年の所得をもって認定させていただいておりますけれども、令和2年の7月補正で補正予算を確保いたしまして、コロナ禍で家計が急変した世帯については、直近の急変した所得をもって認定させていただいております。  この家計急変世帯につきましては、令和2年度は小学校では64人の方がおられまして、市内の児童数全体に占める割合が0.48%、それから中学校では21人おられまして、市内の生徒数全体に占める割合が0.31%でございましたので、これらの方々につきましては、令和3年度におきましては通常の前年所得での認定者ということで移行しております。  また、市内の児童・生徒全体に占める就学援助を受けている方の割合は、令和2年度は12.64%、令和3年度も年度末には同程度になると見込まれますので、令和3年度におきましてもコロナ禍による影響は継続しているものと見ております。  また、この週末の3月21日には全国でまん延防止等重点措置が終了すると聞いておりますけれども、市内でもまだ感染が完全に収まったとは言えない状況ですので、令和4年度もしばらくの間はコロナ禍による影響が継続するものと見込んだ中で、令和2年度及び令和3年度のコロナ禍における実績を踏まえまして令和4年度予算を計上させていただいております。  なお、予算額につきましては、委員がおっしゃられましたとおり、小学校費のほうは全体の児童数の減少がございますので、その全体の児童数の減少に合わせて、予算額の全体としては2%ほど減少しております。  また、中学校費につきましては、支給費目ごとに細かく見積もる中で修学旅行費の支給対象人数の増加が見込まれますので、就学援助費総額としては2%弱の増加ということで計上させていただいております。  また、もう少し手厚くしてもよいのではないかという点につきましては、就学援助の支給費目や支給額は要保護者に係る国の補助事業の補助対象費目や、各費目ごとの各年度の予算単価を基に支給額等を決めさせていただいております。ですので、コロナ禍で家計急変した世帯に対して来年度も前年所得ではなく、直近の急変した所得をもって認定させていただくことにより引き続き支援をさせていただければと考えております。 ◆神林克彦 委員  御説明ありがとうございました。中学校費のほうは増加ということで承知いたしました。今、いろんな形で補正とかできめ細かく対応をしていただいたということで、そちらのほうも理解いたしました。  その中で、こういった支援事業は、親御さんの前年の所得が関係するということでお話がありました。保護者の方の就労状況などが大きく影響を及ぼすと思いますけれども、こういった部分についてほかの部局との情報の共有や連携についてのお考えがあればお聞かせください。 ◎青木 学務課長  今ほどの他部局との情報共有につきましては、これまでも生活保護担当とか市税担当と連携しながら認定を行っているところでございますので、今後も適切に運用してまいりたいと考えております。    ─────────────────   〔歳入〕  (2) 第2条 継続費中当委員会付託分 〇近藤福祉保健部長水島子ども未来部長安達教育部長、大矢新型コロナウイルスワクチン接種事業担当部長 〔予算書及び説明書にて説明〕   午前11時11分休憩    ─────────────────   午前11時20分開議 ○田中茂樹 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ───────────────── ○田中茂樹 委員長  それでは、本案に対する意見はありませんか。 ◆加藤尚登 委員  議案第8号令和4年度長岡市一般会計予算の当委員会付託分について、市民クラブの意見を申し上げます。  本予算案は、新型コロナウイルスワクチンの追加接種や検査体制の確保による感染防止体制の強化をはじめ、成年後見センター(仮称)の開設、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施、ヤングケアラー支援の検討の開始、子ども医療費助成の拡充などが盛り込まれ、一歩進んだ福祉や子育て支援体制の構築に期待が持て、大変評価をするところであります。  また、タブレットなどを活用し、多様性に満ちた新しい学びの形を目指したエデュダイバー構想の推進や介助員の増員など、誰もが学びやすい教育環境の整備は新しい時代の人材育成につながるものと期待するものです。  よって、本予算案が市民の誰もが取り残されることなく、安心して暮らせるまちを実現するためにしっかりと執行されることを期待し、市民クラブは本予算に賛成いたします。 ◆池田明弘 委員  議案第8号令和4年度長岡市一般会計予算のうち、当委員会付託分について、長岡市公明党の意見を申し上げます。  人口減少、少子高齢化、デジタル化など社会が急激に変化する中で、新型コロナウイルスの長期化は孤独、孤立、格差を深刻化させ、市民の生きづらさが増しています。  こうした中、本予算は感染禍を乗り越え、新たな価値の創造による活力あるまちづくりを加速する予算と銘打ち、感染対策の強化をはじめ、エデュダイバー構想の推進など教育環境の整備、また重点施策として誰もが暮らしやすいまちの実現を掲げ、様々な視点から市民の福祉の増進を目指した施策が盛り込まれており、大変評価をするところでございます。  一方で、支援の存在を知らない、自ら声が出せずに支援につながらない、また勇気を持って相談に来ても対応できるメニューがないなどの理由から諦めてしまうなどの状況が散見されます。そのような人たちに配慮した柔軟な予算執行を期待いたします。  最後に、コロナ禍に加え、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で国際情勢は一気に緊迫化し、今後は原油や食料品価格のさらなる高騰などが懸念されます。市民生活の影響を最小限に抑えるため、社会情勢に対応した迅速かつ柔軟な対応を要望し、本予算に賛成いたします。 ◆諸橋虎雄 委員  議案第8号令和4年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、日本共産党議員団の意見を申し上げます。  令和4年度においても感染防止対策と医療体制の確保は引き続き重要課題ですが、新型コロナウイルスワクチン接種、PCR検査や抗原検査の支援、自宅療養者等への生活物資の支援、基幹病院等への運営費助成、新規の基幹病院の医師確保対策支援などが実施されます。  社会福祉や児童福祉においては、新規の成年後見センター(仮称)の創設、同じく新規のヤングケアラーの支援、子ども医療費助成の対象年齢の入院、通院とも高校卒業までの拡充、新規の保育士や幼稚園教諭、放課後児童クラブ及び児童館の指導員や支援員等の処遇改善などが実施されます。  また、小・中学校のトイレの洋式化、特別教室の冷暖房の整備なども進められる予算になっており、評価するものです。  今後ともコロナ禍の下で厳しい市民生活が懸念されます。市民の命と暮らしを守り、教育の充実に一層の努力をされるよう要望し、本予算に賛成いたします。 ◆神林克彦 委員  議案第8号令和4年度長岡市一般会計予算のうち、当委員会付託分について、賛成の立場で意見を申し上げます。  当予算は、感染禍を乗り越え、新たな価値の創造による活力あるまちづくりを加速する予算として編成されました。  当委員会に関連することとしては、感染防止対策として医療機関や教育機関などへのさらなる支援を行い、新型コロナウイルスに感染し、苦しんでいる方への支援として自宅療養者支援事業を行うなどの対応が確認できました。加えて、新型ウイルス禍で特に大きな影響があると思われる生活に困難がある方への事業についても拡充策が取られ、その点は大いに評価できます。  また、この新型ウイルス禍で顕著になったことの1つとして、教育、医療、福祉の分野においてもデジタル技術の活用がいかに重要かということがあると思います。フェニックスネットでのICTの活用、オンライン診療についても新たな検討がなされ、評価できます。教育分野においては、1人1台のタブレットを用い、エデュダイバー構想推進事業が動き出し、長岡市独自の教育環境が実現していくものと大いに期待しております。  感染禍の影響により、新年度も様々な社会情勢の変化があると思いますが、引き続き新型ウイルス禍への対応、支援を有効に行っていくこと。また、デジタル技術の活用については、単にデジタル化するのではなく、市としてはデジタルトランスフォーメーションを推進、標榜しているわけですから、デジタル技術による豊かな社会への変革を目指すことを御期待申し上げて、長岡令和クラブの意見とさせていただきます。 ○田中茂樹 委員長  議案第8号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 2 議案第9号 令和4年度長岡市国民健康保険事業特別会計予算 ○田中茂樹 委員長  議案第9号を議題といたします。 〇近藤福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○田中茂樹 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆加藤尚登 委員  説明書の特27ページ、保健事業費の慢性腎臓病(CKD)等予防対策事業費で、栄養指導業務、データヘルス計画推進、健康づくりのための情報提供事業がそれぞれ委託となっていますけど、委託先はどちらでしょうか。 ◎西山 健康課長  まず、CKD、糖尿病性腎症の栄養指導業務委託料は、新潟県栄養士会でございます。  それで、次のデータヘルス計画推進委託料につきましては、委託先は株式会社両備システムズを予定しております。 ◆加藤尚登 委員  データヘルス計画というのは医療費の削減に向けた一環だと思いますし、これまでも推進されてこられたと思いますが、実績、それから令和4年度の目標などがありましたらお聞かせください。 ◎西山 健康課長  これにつきましては、特定健診の未受診者への受診勧奨通知ということでやっておりますけれども、特定健診未受診者への受診勧奨が9,000通で、健診異常時の放置者への通知が600通、治療中断者への受診勧奨通知が300通、ヘモグロビンA1cが高い放置者の方へ100通と、合計1万通を予定しているところでございます。この受診勧奨通知をお送りしまして、さらにリスクの高い方につきましては保健師が訪問しまして保健指導を実施する予定でございます。 ◆加藤尚登 委員  健康づくりのための情報提供事業の委託先はどちらでしょうか。 ◎西山 健康課長  こちらの委託先は、新潟県国民健康保険団体連合会でございます。 ◆池田明弘 委員  同じく説明書の特27ページの重複頻回受診・重複服薬者対策事業費について伺います。  これについて、現状と今後具体的にどのように取り組まれるのかお伺いいたします。 ◎東樹 国保年金課長  この事業につきましては、重複あるいは頻回受診、端的に申しますと多数あるいは複数の医療機関で同等の薬をもらってかなり服薬している人に対しまして、私どものほうでリストアップして訪問して指導しているという状況でございます。  令和3年度につきましては、20件ほどリストアップして訪問等をしてみたのですけれども、訪問はしないでくれとか、あるいは今後注意するからということでなかなか受診に至らないケースも多々あるという状況でございました。ただ、この事業というのは今後も必要だと考えておりますので、薬剤師の方と協力しまして、今後も粘り強く訪問して指導していきたいと考えております。 ◆池田明弘 委員  続きまして、特29ページ、特定健康診査事業費の健康診査等委託料ですが、コロナ禍において健康診断の数もかなり減ってきている中で、たしかこれは少し増額になっていたような気がします。来年度はどのように取り組まれる御予定なのかお伺いします。 ◎西山 健康課長  来年度もコロナ禍が続くという予想もあるわけでございますけれども、その中におきましても受診回数を増やしまして、令和3年度の199回から217回に増やす予定でございます。そのほか、これまでも実施しておりました国保加入者のワンコイン健診の実施、そして土日の実施につきましても13回ほど計画しておりまして、通常働いておられる方も受診しやすい環境に配慮して実施してまいります。 ◆池田明弘 委員  この健康診断の申込みについて、今後どのようにお考えなのか。マイナンバーカードの普及も進んで、様々ICTによるものの御検討もありますけれども、この点についてはどのようにお考えですか。 ◎西山 健康課長  そこはまだこれからの検討となりますけれども、委員がおっしゃいますように、ICT化も十分念頭に置きまして検討してまいりたいと考えております。 ◆諸橋虎雄 委員  私からは、国民健康保険料についてお聞きしたいと思います。  国民健康保険料は、令和3年度に引き続いて令和4年度も引下げになるようですけれども、どの程度の引下げを見込んでおられるのかお聞かせください。 ◎東樹 国保年金課長  国民健康保険料の本算定は6月頃ですので、あくまでも現在の仮算定、仮の状態ということで御理解いただきたいと思います。  今回、財政調整基金の取崩しを行いまして、令和3年度と比べまして保険料は全体的に引下げとなっております。具体的に申しますと、1世帯当たりの保険料は年間で14万5,973円、令和3年度と比べまして2,509円の減額となっております。 ○田中茂樹 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  議案第9号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第10号 令和4年度長岡市国民健康保険寺泊診療所事業特別会計予算 ○田中茂樹 委員長  議案第10号を議題といたします。 〇近藤福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○田中茂樹 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  議案第10号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第11号 令和4年度長岡市後期高齢者医療事業特別会計予算 ○田中茂樹 委員長  議案第11号を議題といたします。 〇近藤福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○田中茂樹 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  議案第11号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第12号 令和4年度長岡市介護保険事業特別会計予算 ○田中茂樹 委員長  議案第12号を議題といたします。 〇近藤福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○田中茂樹 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆池田明弘 委員  そうしましたら、特88ページの介護給付費について、今年度と来年度とでかなり増減してるわけですけれども、この質問に入る前に、まず今年度は第8期介護保険事業計画の初年度で、もうすぐ終わるわけです。その初年度が終わったところで計画をベースにした今年度の評価についてまずお伺いします。 ◎大井 介護保険課長  第8期介護保険事業計画ということで、まだこの1年目の事業が全て完了していませんので、この場ではまだ1年目の評価はちょっと具体的には申し上げられないんですけれども、想定している中で今年度の事業について総じて言えるのは、新型コロナウイルス感染症の拡大で、例えば利用控えがあったりとかで想定していた給付が思ったよりできなかったという部分があるのではないかというふうに考えております。 ◆池田明弘 委員  そうした中で、今議会での福祉保健部長の御答弁の中にもありましたけれども、来年度から団塊の世代が75歳、後期高齢者に入っていくという中で、今回の評価を受けて今回の予算をどのように組まれたのか、背景についてお伺いします。 ◎大井 介護保険課長  これから団塊の世代が後期高齢者を迎えるということで、どのように来年度予算を組んだかということですけれども、一番大きいところは2025年に団塊の世代が後期高齢者を迎える一番のピークをこの先に迎えるということで、今後徐々に高齢者の数も増えていくであろうと想定しております。令和4年度の予算では、実際にその辺を想定しながら必要な経費をしっかりと充てていこうと考えております。 ◆池田明弘 委員  もう1点だけお願いします。  特95ページの認知症施策推進事業費、認知症初期集中支援事業経費がありますけれども、この事業ももうたしか五、六年たっているかと思います。現状の事業の評価と今後の課題についてお伺いします。 ◎五十嵐 長寿はつらつ課長  認知症初期集中支援事業についての御質問でございますけれども、今年度のまだ途中ではございますが、実績から言いますとこの認知症初期集中支援チームで対象とさせていただいた案件が4件ほどございました。令和2年度との比較でございますが、令和2年度が3件でしたので、1件プラスということでございます。  その中で、各地域包括支援センターにも認知症の支援員がございますので、この初期集中チームにお願いしている部分は、どちらかというと御本人であったり、御家族であったり、認知症ということの御自覚を頂けないといいますか、なかなか治療につながらないという困難な部分や、各種事情があってなかなか治療につながらないというような方々、複雑化、困難化しているところをこの初期集中支援チームにお願いをしているところです。そこまで複雑、困難化していない部分については、各地域包括支援センターでこの初期集中支援チームと連携し、ノウハウを頂きながら対応させていただいているということでございます。ただ、今後も認知症の方はますます増える傾向にあるかと思いますので、この初期集中支援チームを活用しながら、また各地域包括支援センターでの認知症の対応や相談業務も引き続きスキルアップさせていただきたいと考えてございます。 ○田中茂樹 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  議案第12号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 6 議案第13号 令和4年度長岡市診療所事業特別会計予算 ○田中茂樹 委員長  議案第13号を議題といたします。 〇近藤福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○田中茂樹 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  議案第13号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中茂樹 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○田中茂樹 委員長  これにて散会いたします。   午後0時1分散会    ────────※────────...